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成績保証制度のカラクリを知れば個別指導塾の選び方が変わります

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個別指導塾を選ぶポイントってなんでしょう。
勉強ができるようになって欲しいと思っている保護者の方は、きっとこんなことを考えるのではないでしょうか。

「うちの子は勉強が苦手だから集団塾だとやらなそう」
「個別指導ならしっかりと面倒見てもらえる気がする」
「成績保証制度があるから勉強もできるようになる」

これらの考え方は間違いではありません。
でも、個別指導塾って本当の意味の"個別指導"ではないのです。とくに「成績保証制度があるから安心」なんてキャッチコピーが、いまでは当たり前になっていますが、なぜそれが可能なのかご存知ですか?

今回は「成績保証制度のカラクリ」に焦点を当てていきます。
この記事を読んでいただければ、いままでとは違った視点を持って学習塾を選べるようになるはずです。

   

成績保証制度のカラクリを知っていますか?

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成績保証とは、定期テストの点数アップを保証しますよ、という制度のことです。この制度を取り入れている個別指導塾では+20〜30点がほとんど。だいたい2学期間が対象期間(テスト回数では3〜4回)です。この期間に目標点数を達成できなければ、授業料をタダにします! みたいな制度。

昔は頑張りましたよね、定期テスト。
よくやりました、一夜漬け・・・

定期テストの重要性を経験したことのある保護者は、我が子にも良い点数を取ってもらいたいと思っています。点数がよければ学校の成績は上がるわけですからね。そういった心理を利用したビジネスが成績保証制度というわけです。

成績保証はたった1回でもクリアしたら即終了

この成績保証制度、ずっと保証してくれるように見えてしまいがちですが、違います。対象期間の間に、たった1回でもクリアできれば保証が終了となります。
その後の保証は一切ありません。もちろん、復活保証というのもありません。

このことは入塾時のシステム案内のときに説明されます。それもサラッと。
「成績保証」と「ダメだったら授業料がタダ」という言葉の印象が強すぎて、達成した後はどうなるのか? という考えが抜けてしまうのです。

入塾早々に目標点数を達成してしまったら、その後は何の保証もないため、テストの点数が伸び悩み、成績が上がらないとして退塾してしまうことがよくあります。そしてまた違う成績保証のある塾に通う。堂々巡りに陥ります。

成績保証って実は簡単にできてしまうですよ。だって達成できなければ授業料はタダになってしまうわけですから、それではビジネスとして成り立ちません。「成績保証」でググると取り入れている塾がたくさん出てきますよ。それくらい真似しやすいビジネスなんです。だからこそ、期待しすぎは注意が必要。

個別指導塾のターゲットは40〜60点の生徒がメイン

個別指導塾に通おうとする生徒層は次の3つに分かれます。

  1. 80点以上の高学力層
  2. 40〜60点前後の中学力層
  3. 0〜30点前後の低学力層

では、それぞれの生徒について、個別指導塾側から見るとどのように見えているのかを説明していきますよ。

1. 80点以上の高学力層

この学力層の生徒は、基礎ができていたり頭の回転も速かったりで、教えるのに手がかからない生徒だと言えます。
成績保証制度も80点以上の場合だと、保証条件は「キープ」とするはずです。そうでないと+20点であれば100点以上を保証することになりますからね。

入塾時の点数がラッキーパンチでなければ、生徒が努力して頑張れば余裕で達成できる範囲。見方を変えれば、別に成績保証がなかったとしてもキープはできる可能性があるということです。

2. 40〜60点前後の中学力層

この学力層にいる生徒が個別指導塾のメインターゲットになります。なぜなら、この生徒たちは勉強が苦手や嫌いだったりするだけで、勉強が本当にできないわけではないからです。つまり、磨かれる前の原石である可能性が高いということです。

勉強のやり方やコツを知らないだけなので、定期テストの点数は一番上がりやすいのです。ただし、あくまでもその定期テストに限ってですが。点数は上がっても実力が上がるわけではありません。短期記憶みたいなイメージです。

3. 0〜30点前後の低学力層

この学力層の生徒は、小学校レベルの勉強の基礎中の基礎ができていないことが多いです。そうなってくると中学レベルの定期テストのコツを教えたとしても、なかなか点数は取れません。保証条件を一番クリアしにくいケースだと言えます。

こうした生徒の場合、クリアする為には徹底的にポイントを絞って点数を取れるようにしなければなりません。そうなってくるとベテラン講師の出番! ともいえないのが現実なんです。どこまで力を割いてくれるかはその塾の方針次第です。

講師の教えるレベルの高さは関係ない

個別指導塾は"個別"になりますので、講師がたくさん必要になります。
ほとんどは学生のアルバイトしかいないと思ってください。社会人の講師がいればそれは稀です。それから、大学のレベルも期待しない方がいいでしょう。

学生のアルバイトは減少。昨今のブラックバイトの話題もあり、講師として働いてみたいと思う人が少なくなっている影響により、塾講師は人手不足です。ですので、大学のレベルにこだわって採用できる状況ではないのが現実です。

そのため、どんな学生であっても、個別指導専用テキストに沿って教えるだけで点数を上げられるような仕組みがあるんです。このテキストは、定期テストを分析し、出題傾向が高い問題のみを取り入れた作られています。結構、個別指導塾同士でも共通のテキストを使っていたりしますよ。

受験勉強の学力がつくわけではない

成績保証をかかげる個別指導塾は、定期テストの点数を上げることで学校の成績を上げることが目的です。テストや成績が上がれば生徒のやる気にもつながりますから、間違ってはいないのですが、受験勉強となると話は別です。

定期テストは出題の可能性が高い問題に集中するだけで良いのですが、受験勉強は基礎学力に加え、応用力も必要になります。この受験対策を苦手としている個別指導塾もたくさんあるので注意が必要です。

成績保証があるからといって実力がつくわけではない、ということです。"成績保証制度"を拡大解釈をしないようにしてください。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。
途中キツイ表現もあったかと思いますが、限りなく暴露に近い形になったな、と思っています。少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の記事の内容をあらかじめ知っていれば、入塾時の案内のときに一方的に説明されて終わりではなく、積極的に塾の方針や成績保証制度後の対応、受験対策についてなどなど、様々なことについて質問ができると思います。

子どもにあった塾を見つけるためにも、まずは保護者が塾を知ることから始めましょう。

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