電車のドアに貼ってある転職サイトの広告がNo.1すぎる件

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電車のドアに貼ってあるステッカー広告は、たいてい転職サイトの広告ですよね。

おきまりのポジション。

でも、反対側のステッカー広告がどうなっているのか注目したことはありますか? 実は面白いことが起きていることがあるんです。

広告が競合同士の場合、お互いNo.1 だとアピールし合っているんです!

 

No.1 であるポイントは各サイトで異なりますが、自分のサイトがNo.1 だと言い合っている広告を見るときの違和感が半端ない。

どうしてこんなことが起きてしまっているのか?

ということで、今回は転職サイトがNo.1表現を使う理由について書いていきます。今回の内容を知っておくと、転職サイトの選び方に今までとは違った視点を取り入れられるはずよ。

 

なぜNo.1を使いたがるのか?

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ポータルな転職サイトをはじめ、業界や年齢層、SNSに特化型した転職サイトも次々に生まれています。例えばUTWO(ユーツー)Switch.なんかが該当しますね。

大手転職サイトにベンチャーサイトを加えれば、数え切れないほどの転職サイトがあるでしょう。

世の中に似たようなサービスがあればあるほど、差別化することは難しくなる。当然、転職サイトもサービスの分野に入るわけなので同じことが言えます。サイトもどんどん生まれているいま、転職サービスはまさに戦国時代であると言っても過言ではありません。

 

しかし、サイトの増加に比例して転職希望者が増えるわけではありませんから、逆に転職希望者を集めることが難しくなっているのが現状なのです。

特化型のサイトであれば、その特化したポイントをもとにアピールできるのですが、ポータルな転職サイトはそうはいきません。特化させることなく満遍なく掲載企業を集めてるわけですから、競合サイト同士でも似ている部分がどうしても出てきてしまうのです。

こうした背景から、アピールポイントを見つける為に、大手転職サイトはこぞって民間の調査会社に依頼し、サイト分析を行っているんですよ。そして、少しでも競合サイトよりも優れた部分がわかると、途端にアピールポイントとして利用するようになるのです。

もちろん、これは転職希望者に限ったことではなく、掲載企業にたいしてもアピールする材料としても使っています。

 

No.1表現を使う企業のメリット、デメリット

この表現を使うのには、当然メリットがあるからなのですが、実は表裏一体でデメリットも存在しているのです。

 

まずはメリットから。

いままであった不満を改善した転職サイトが次々に生まれてくることは、転職希望者にとって非常にありがたいことですよね。

でも、増えれば増えるほど、とある悩みが出てきてしまいます。

サイトが多すぎて、どれを使っていいのかわからない! という悩み。

人は数多くの選択肢の中から、何かを選択することは意外と苦手としています。何がいいのかを調べたり、考えたりするのには結構な労力が必要になりますからね。ですので、選択しを絞ってあげられるNo.1表現は、人の心理うまく利用できるものだ、と言えます。

 

例えば、映画なんかはわかりやすい例になります。

よく「全米No.1」や「興行収入No.1」なんて広告があったりしますよね。映画を観ようと思っている人なら、たいていはこのような広告に興味を惹かれるでしょう。私も映画を選ぶ参考として、こうした広告を参考にしてしまいます。で、ときにはそれが失敗だったなんてことも多いのですが。

このように数多くの選択肢の中から選択するときに、No.1 と書いてあるだけで選択するためのヒントになる。だからNo.1表記というのは人を集めやすくなるキラーワードになるわけなんですよね。

 

次にデメリットも書いていきます。

冒頭でも触れましたが、No.1をアピールしすぎるとすごい胡散臭くなる。営業マンが商品を売りたいオーラを出しまくっているのと一緒です。売られる側だと相当ストレスを感じます。

またその他には、信頼性の問題もあります。

No.1表現を使うときには注意が必要で、嘘は絶対 NG。嘘は詐欺広告に繋がりますからね。ですので、No.1と書いてある広告には必ずと言っていいほど、小さい字で注意事項が書かれています。

調査会社名、調査期間、どんな調査をしたのか、などなど。よく見てみると、あまり知られてないような会社であることも。どこそれ? と思うこともしばしば。

具体的な調査データは?  調査の方法は? 競合サイトとの差はどのくらい? なんていう根拠が不明確な場合はデメリットになってしまうでしょう。

 

会員数アピールも同じこと

他にアピールする要素としては「会員数」があります。

会員数100万人突破のような表現もよく目にしますが、これもNo.1 を使う理由と似たようなものです。ソーシャルゲームやアプリの広告で多いイメージがあります。

一見、会員数=転職希望者であるかのように思えてしまいますが、ここにはカラクリがあり、単純に会員数=転職希望者とはならないんですよね。

たいていの場合、この会員数は累積のものが利用されるのです。アプリなども同様。ダウンロードしたけどすぐに消したり、飽きてしまって放置したままのものであっても、ダウンロード数自体にはカウントされている、みたいな。

 

もちろん、累積といっても各社そんなに古いデータまで使うわけではありません。ある一定期間を定めている感じです。ただ、その期間は各社それぞれが設定しているので一概には言えませんが。

本当にいま転職を希望者していて転職活動を行っているアクティブな転職活動者は、公表されている会員数のざっと10〜20%程度になります。

ここはテストには出ませんが、覚えておくと転職サイトの会員数を見たときに、相場観としてイメージできるので参考になりますよ。

 

たくさん登録したって使いこなせない

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各社良いところをアピールしているので、気になるサイトがたくさん出てきてしまうのは仕方がありません。ですので、とにかくたくさん登録して情報を集めようとするのも手段の一つでしょう。その積極性がある方はむしろ素晴らしいと言えます。

しかし、何度か転職を繰り返してみると感じるのですが、登録したサイトを全部使うことは正直いってないです。

 

使いこなそうとすると2〜3サイトくらいが限度でしょう。多くなればなるほど管理するのに手間がかかりますからね。どんなサービスも使いこなせて、はじめて力を発揮することができるのです。
だからこそ、安易に選択することはしないようにする。差別化が難しいように見えても実はサイトそれぞれ強みとなるポイントがあるので、そういった点を見極めるようにしましょう。

例を上げるとすれば、リクナビNEXTでは転職マネジメントシステムがあったり、MIIDAS(ミーダス)であればオファー=面接確定などがありますね。

こうした転職サイトそれぞれの強みを吟味し、自分が良いなと思えた転職サイトを使うことをお勧めします。

 

 まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

今回はNo.1 すぎる広告の違和感について言及してみました。

キラーワードは使い方によっては非常に良い効果をもたらします。でも、使い方を間違えてしまえば、胡散臭くもなってしまうのでNo.1表現=諸刃の剣でもあるのです。

No.1 と書いてあるから、みんなが使っているから、というような理由で安易に何かを選択することはせず、納得感を持って決断すべきでしょう。

このことは転職サイトを利用するときの判断基準になるだけでなく、生活する上でもとても大切なことだと私は思います。

 

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