転職サイトの「検討リスト機能」は本当のスカウトへの入口だって知ってた?

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前回の記事が思いのほか反響が多く、嬉しい限りです。

【関連】元業界人が暴露する転職が初めてでも良い求人を探すテクニック

今回は別ネタになりますが、過去の経験を引っ張り出したいと思います。

 

さて、今回は「スカウト」についての話。

転職サイトでスカウトメールが導入されはじめたころは、スカウトメールが来ると本当にスカウトされているように感じることができていました。

しかし、いまとなっては電話営業が迷惑行為になってしまったのと同様に、競合他社もこぞって機能を導入し、スカウトメールを乱発してしまった結果、スカウトメールはダイレクトメールに成り果ててつつあります。

ただそれでも、転職が初めての方にとっては新鮮な機能なので、まだ有効な機能であることは確かです。

そんなスカウトメールの仕組みについて今回は暴露していきますよ。

スカウト機能を使いこなす

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まずはスカウト機能をONにする

どんな転職サイトに登録する場合も「企業からスカウトを受けますか?」という設定があります。

このスカウト機能をONにしないことにはスカウトを受けることはできません。

この機能をONにするということは、データベース上から企業または運営元が登録者の情報を検索できる、ということになるのです。非公開のままだと検索されることはありません。

心配する人も中にはいるかもしれませんが、スカウト機能をONにしたとしても、個人情報が誰にでも公開されるわけではないのでご安心ください。

転職サイトを利用する場合は自分が探していくことが基本です。ですが、こうしたスカウト機能を利用することによって、情報を受け取ることもできるので転職成功率を高めることに繋がります。

必ず、スカウト機能は利用しましょう!

次にスカウトメールの仕組みを理解する

では、スカウトメールはどのような仕組みで送信されてくるのかご存知ですか?

送信されるスカウトメールは、いくつかの種類に分けられ、それぞれで意味が異なります。

それでは見ていきます。

スカウトメール=ダイレクトメールに近い場合

職種、業界、職歴、年収、マネージメント経験の有無、資格の有無など、クリックにより選択し登録した情報は、データベース上の検索軸として利用されます

企業がスカウト機能を使いたい場合、採用したい人材の条件を運営元に伝えます。

運営元はその条件に当てはまる登録者をデータベース上で検索し、対象をピックアップして提案していくといった流れが一般的です。

 

スカウトメールが有料オプションだったり、無料のサービスだったり運営元で異なりますが、利用するとなると営業現場では以下のようなやりとりになります。

ダイレクトメールに近いスカウトメールの場合は、

営業「御社の求める人材はデータベース上に300人登録されていますよ」

企業「なるほど」

営業「この登録者にスカウトメールを送信されますか?」

企業「お願いします」

といった感じ。

 

これだけ? と思う人もいるでしょうけど、たいていはこんな程度。サラッとしてます。

このやり取りのポイントは、企業は一人一人の登録情報をチェックしていないということ。

 

その為、この場合のスカウトメールは、あくまでも最低の条件をクリアしている登録者にスカウトメールという名のダイレクトメールを送信しているだけにすぎないのです。

企業も運営元も、こんな求人情報がありますよ、と登録者に知ってもらい、良いと思ったら応募して欲しい程度にしか思っていませんからね。

だからこそ、オファーが来てるのに書類選考で落ちた、なんて人も多いのです。最低条件はクリアしてるけど、中身は見てないから、見たらダメだったみたいな感じで。

 

ダイレクトメールに近いスカウトメールなのかを見極めるポイントはただ一つ。

リクナビNEXTでは、このメールを『オープンオファー』という名称で送信しているという点。

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その他の転職サイトであっても、このようなスカウトメールの場合、文面はテンプレートが基本。ありきたりなのが特長なので一目瞭然です。

こういったスカウトメールが来た場合、スカウトがきた! と浮かれず、転職先になるかもしれない企業の一つとして、ヒント程度に考えておくことが望ましいでしょう。

スカウトメール=文字通りスカウトメールの場合

この場合、登録者を検索しピックアップする過程までは同じです。

異なる点は、登録者の情報(通称:レジュメ)を一人一人確認した上で送信しているということ。

 

先程と同様に、この機能を利用する場合、営業現場ではこんなやりとりが行われます。

営業「御社の求める人材はデータベース上に300人登録されていますよ」

企業「なるほど」

営業「この登録者にスカウトメールを送信されますか?」

企業「お願いします」

営業「管理画面から一人一人確認し、送信したい人を教えてください」

企業「わかりました」

こういった感じです。

 

このように登録者の情報を閲覧した上でスカウトを送りたい人に送信しているからこそ、文字通りのスカウトメールだといえるのです。

また、登録者の情報を閲覧した上で送信しているので、企業によっては書類選考済みとして応募後の面接保証をとっているところもあります。

 

本来のスカウトに近いスカウトメールなのかを見極めるポイントは、

リクナビNEXTの場合、『プライベートオファー』という名称で送信しているということ。

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スカウトメールの文面もテンプレートではなく、独自の文面であることが特長ですよ。

 

ただし、このプライベートオファーにも注意が必要です。

最近ではエージェント各社がこの機能を利用してアプローチしているケースが増えてきているのです。

エージェント会社も人を集めなければ商売になりません。転職サイトが持つ膨大なデータベースは宝の山でもありますからね。

スカウトメールのオファー元がエージェント会社である場合、「エージェント会社が企業に紹介したい人」であることは確かですが、本当のスカウトとはいえないのが難点です。

  • エージェント会社の場合・・・別の企業に紹介したい人材
  • エージェント会社以外の場合・・・直接会ってみたい人材

本当の企業からのスカウトは「検討リスト機能」にあり

転職サイトの裏が見えて少し嫌な気分になった人もいることでしょう。

でも、転職先を見つける上で、スカウト機能は有効な手段であることには変わりません。

こうした機能を逆手にとってうまく使えば良いのです!

 

では、ここで本当のスカウトを企業から受ける方法をお伝えします。

それは求人情報を閲覧する際、応募ボタンの近くなどあるボタンがカギなんです。

リクナビNEXTでは「検討中リストに追加」という名称のボタンがあります。

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こんな感じのボタンですよ。

 

これは「お気に入り」のようなもので、登録しておけばあとで見返すことができる機能です。

しかし、それは表側の理屈。

裏側はというと「検討中リストに追加」ボタンを押した登録者の情報は、押された企業が閲覧できるようになっているのです。

企業は良い人材だなと思えば、その人に直接スカウトメールを送ることができる仕組み。

もちろん、住所や名前といった超個人情報はこの時点では閲覧することはできませんよ。

あくまでも職務経歴などの情報のみ閲覧することができます。

 

見極めるポイントは、検討中リストに追加した企業から

  • 『オープンオファー』という名称で送信される
  • 文面がテンプレートではなく、独自に作成された文章である

という、この2点です。

 

企業は応募者のチェックなどだけでも忙しいもの。それなのに、検討中リストに追加した登録者の情報までチェックし、独自に文面を作成してスカウトメールまで送ってくれるということは、本当のスカウトメールであるといえるわけですね。

 

こうした機会は少ないものですが、その少ない機会を自分で作り出すためにも、気になる求人情報があれば積極的に「検討中リストに追加」することをオススメします!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

この記事をご覧になられている方の中には、こんなこと言ってもいいのか? と思う方もいることでしょう。

でも、いいんです!

だって、これはクローズな情報などではなく"オープンな情報"なのですから。

求人広告の代理店などのサイトに行けば、転職サイトのパンフレットを見ることができ、誰でも調べればわかる情報です。

「転職するなら転職サイトを利用する」これは当たり前です。でも、企業が転職サイトを利用する場合のことも知ることによって転職サイトをもっと有効に利用できると思うんですよね。

前回の記事「元業界人が暴露する転職が初めてでも良い求人を探すテクニック」でも書かせていただきましたが、仕組みがわかりやすいからこそ、使いやすいといえます。

転職サイトを利用するなら、リクナビNEXTが狙い目。思う存分うまく使ってください。

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